6月1日(月)
保育室で飼っていたあおむしがサナギになり、
ついに!!ちょうちょになりました!
朝、登園するなり、子どもたちも
その姿に気付きました。
「ちょうちょさん、どれ?」
「おった!おった!」
サナギから出てきたばかりのちょうちょは、
羽が上手く動いていませんでした。
次第に、羽が広がり、乾いてくると・・・
羽ばたく準備ができてきたようです。
今日のお散歩に一緒に連れていき、
自然界に放してあげることにしました。
広い公園は、自然がいっぱいです。
ここで、ちょうちょさんが元気に過ごせますように・・・
みんなで、ちょうちょさんが
飛び立っていくのを見守りました。
「ちょうちょさん!ガンバレ!」
「ガンバレーー!!」
自然と子どもたちから応援の声が
あがりました。
そして、待つこと数秒・・・
そして、無事に!!
ちょうちょさんが羽ばたいていきました。
「ちょうちょさーん!元気でね~!」
ちょうちょさんに声援を送っていると、
ひとりのお友だちがちょうちょの後を追って
走り出しました。
続いて、もう一人、もう二人・・・
「ちょうちょさ~ん!」
そう言いながら、
子どもたちも先生も羽ばたいていきました。
初めは、ちいさなあおむしを見て
「これ何かな?」と不思議に思ったところからの
スタートでした。
「これはね、あおむしさんだよ」と
先生に教えてもらい、
「何になるのかな?」
「動いた!動いた!」
と毎日みていたのが、ある日、サナギになり、
ついにはちょうちょになり、
広い世界へと羽ばたいていくところまで
見ることができました。
毎日見ていたことから、子どもたちの中にも
愛着が芽生えていたのかもしれません。
子どもたちから自然と出た声援も
その一つだと思います。
身近な生き物の命との出会いでした。
命あるものを大切に想う気持ちを育んでほしいと
願っています。