2017年6月1日木曜日

ちょうちょさん、こんにちは!

6月1日(月)
保育室で飼っていたあおむしがサナギになり、
ついに!!ちょうちょになりました!

朝、登園するなり、子どもたちも
その姿に気付きました。

「ちょうちょさん、どれ?」
「おった!おった!」

サナギから出てきたばかりのちょうちょは、
羽が上手く動いていませんでした。
次第に、羽が広がり、乾いてくると・・・
羽ばたく準備ができてきたようです。


今日のお散歩に一緒に連れていき、
自然界に放してあげることにしました。
広い公園は、自然がいっぱいです。
ここで、ちょうちょさんが元気に過ごせますように・・・


みんなで、ちょうちょさんが
飛び立っていくのを見守りました。

「ちょうちょさん!ガンバレ!」
「ガンバレーー!!」
自然と子どもたちから応援の声が
あがりました。

そして、待つこと数秒・・・

そして、無事に!!
ちょうちょさんが羽ばたいていきました。

「ちょうちょさーん!元気でね~!」

ちょうちょさんに声援を送っていると、
ひとりのお友だちがちょうちょの後を追って
走り出しました。
続いて、もう一人、もう二人・・・



「ちょうちょさ~ん!」


そう言いながら、
子どもたちも先生も羽ばたいていきました。


初めは、ちいさなあおむしを見て
「これ何かな?」と不思議に思ったところからの
スタートでした。

「これはね、あおむしさんだよ」と
先生に教えてもらい、
「何になるのかな?」
「動いた!動いた!」
と毎日みていたのが、ある日、サナギになり、
ついにはちょうちょになり、
広い世界へと羽ばたいていくところまで
見ることができました。

毎日見ていたことから、子どもたちの中にも
愛着が芽生えていたのかもしれません。
子どもたちから自然と出た声援も
その一つだと思います。
身近な生き物の命との出会いでした。

命あるものを大切に想う気持ちを育んでほしいと
願っています。